Adobe Experience Manager Assets(以降、略称「AEM Assets」で記載)は、アドビが提供しているクラウドサービスです。企業の膨大なデータを一元管理できるほか、情報漏えい対策を目的とした電子透かし機能も搭載されています。
本記事では、電子透かし機能の特徴やAEM Assetsのサポート体制などを解説。画像データの安全管理を実現したい企業担当者は、導入検討の参考にしてください。
事前に登録した画像データ(PNG)を電子透かしとして使用できます。管理者は、電子透かしの表示位置・サイズ比・透過度などを、あらかじめ細かく設定することが可能です。
設定後は、特定のフォルダに画像データ(JPG/PNG/TIFFなど)を格納するだけで、設定が反映された電子透かし付きのレンディション(原本から自動生成される派生データ)が自動で生成されます。これにより、手作業なしで統制の取れた電子透かし入り画像データの運用が実現します。
AEM Assetsでは、画像データごとに有効期限(Expiration Date)を設定することが可能です。ワークフロー機能を活用すれば、有効期限切れの画像データに対し、「EXPIRED(期限切れ)」などの電子透かしが自動適用される仕組みを構築できます。
キャンペーン期間終了後のバナー、掲載期間が過ぎた商品写真、使用ライセンスが終了したイラストなどが、社内外へ誤って配信されるリスクを防げます。
エンタープライズ契約では、専任担当のカスタマーサクセスマネージャー(CSM)やテクニカルアカウントマネージャー(TAM)がサポートを実施。定例ミーティングや障害時の迅速対応、将来の機能拡張計画へのアドバイスなど、長期的な伴走支援が提供されます。
また、サポート専用サイト「Experience League」では、電子透かし機能の設定方法やワークフローの構築方法を段階的に学べる技術資料が多数公開されています。
画像データの配布ミスや二次流通、無断使用といったリスクを常に抱えている企業に適しています。例えば、大量の画像データを配信するマーケティング部門や広報部門などです。
特定のフォルダに画像データを格納するだけで電子透かしが自動適用されるため、配信では電子透かし入りの画像データを使い、原本は社内だけで管理するという安全な運用が可能になります。
使用期限を過ぎた画像データに対して、専用の電子透かしを自動適用する仕組みを構築できるため、キャンペーンや商品リリースなど、使用期限が明確な画像データを扱う企業にも適しています。
画像データの著作権トラブルは、「知らなかった」では済まされない重大なリスクです。
無断利用を防ぐには、著作権表示などのルール整備に加え、技術的な対策が欠かせません。電子透かしを活用すれば、コピー・改ざんの抑止だけでなく、「誰が作成したデータか」を証明することが可能です。万が一トラブルが発生した場合でも、法的な根拠として自社の権利を守ることができます。
本メディアでは、画像・パッケージ・スクリーンショットの3つに分類し、それぞれおすすめの電子透かしソフトを紹介しています。自社で扱うコンテンツに合わせて適した電子透かしソフトを導入し、データ流出やパッケージ偽造の抑止にご活用ください。
AEM Assetsの費用は、利用する機能やストレージ容量、ユーザー数など、企業の要件に応じて変動する個別見積もりが基本となります。
そのため、公式サイトに具体的な価格は掲載されていません。詳細な費用については、アドビ公式または正規パートナーへ直接お問い合わせください(2025年7月時点)。
要問い合わせ
AEM Assetsを導入し、電子透かし機能を活用した企業の事例は見つかりませんでした(2025年7月時点)。
| 企業名 | Adobe Inc.(日本法人:アドビ株式会社) |
|---|---|
| 本社所在地 | 345 Park Avenue, San Jose, CA 95110, USA (日本法人:東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー) |
| 電話番号 | +1-408-536-6000 (日本法人:03-6739-9500) |
| 公式サイト | 日本法人コーポレートサイト:https://www.adobe.com/jp/ サポート専用サイト:https://experienceleague.adobe.com/ |
企業は、画像の不正利用や偽造品流通、画面キャプチャによる漏洩など、用途ごとに異なるリスクに直面しています。電子透かしソフトにも、画像に埋め込むタイプ、製品パッケージに入れるタイプ、画面キャプチャに対応するタイプなどがあり、守りたい対象に合わせて選ぶことで、それぞれのリスクに応じた抑止効果を期待できます。
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